さぼう さいせい茶房 犀せい

村井 幸子さん

常連客が心からくつろぐ。文化の薫り漂う「大人のカフェ」

元新聞記者の村井さんが1970年に始めたカフェで、現在地に移ったのが1993年。粋な趣向を好む村井さんの店らしく、ドアを開けるといきなり階段があり、登り切るとそこには木の温もりを感じさせる「大人のカフェ」の空間が広がっています。気の利いた料理とアルコールを口にしながら会話を楽しむ常連客にとっては、心からくつろげるオアシスといえるでしょう。店の名からして文芸、文化の薫りが漂うこの店には、作家、俳優、劇団関係者、ミュージシャン、マスコミ関係者などが数多く訪れます。文化を愛する村井さんの胸には「もっと文化的に元気な街になってほしい」との思いがあります。